タトゥー反対派の意見は、
①デザインを変えられない
②大好きな温泉・サウナ・スパに入れない(銭湯は例外)
③やはり入れ墨のイメージがある
巷では賛否両論のタトゥーですが、
サッカーのクリスティアーノ・ロナウドさんは私が思うに非常に良い人で、献血をしょっちゅうするから
「タトゥーを入れてしまうと献血できなくなる」という理由で入れていないそうです。
なかなかユニークな観点です。
これまた結構面白いな、とおもったのがアメリカのセレブ、キム・カーダシアンさん。
自慢の身体に傷をつけたくないので、高級車に例えて「ベントレーにバンパーステッカーなんて貼らないでしょ」
なるほど、これもまた一理ありますね。
では、賛成派は・・・
親戚の美容師さん(男性)に聞いてみると「僕は自分は入れてないけど、今風で、アートとしてとらえているから別に気にしませんよ。」とのこと。
確かに若者の意見は貴重です。
また、別の漁師町出身の友人談、
「漁に行って船から落ちて亡くなった時、遺体が傷んで誰だかわからないことがある。そういう場合に背中に固有の入れ墨が入っていると、〇〇さんちの父さんだ!みたいにわかるのだから、あまり悪く思わないでほしい。」とのことでした。(これはタトゥーではなく、入れ墨のことですが。)
さて、私ですが、
まず日本人として、他人から見ると「入れ墨もタトゥーも変わらない」ということ、これは古くからの意識の問題なので、そう簡単には覆せるとは思いません。
一番大事なのは、それを他人をビビらせるための脅しに使うか否か?だと思います。
車で後ろから煽ったり、急に割り込んだりして、窓全開で腕に入ったソレを出して「文句あるのか?」みたいなヤツです。これはもう人間性にまず問題ありですが・・・。
昔の不良は温泉にはいかず、長シャツで隠して見せない人もいたわけですから、そこはそれで立派とも言えます。
アートは脅しとは別次元ですから。
また、整体院の院長として、
ロナウド氏の意見には完全に賛成します、立派。
そして、治療家の治療着の端っこから絵柄がはみ出しているのが見えたら、現在の日本では果たして多くの人から受け入れてもらえるでしょうか?
正直な所、入れていなければ、入れている人からも、入れていない人からもどちらからも簡単に(この点では)受け入れてもらえると考えます。(ムシが良い(笑))
そういうわけで、私は一生入れることはないでしょう。十分に正当な理由であると考えています。
親友の肩にも小さいタトゥーが入っているのを見たことがありますが、別に気にしたことはありません。なぜなら人柄の良さがわかっているからです。(ちなみにこの人は米兵です。)
日本と外国の風習は全く違います。
そして、その風習が日本に合うか、合わないかという問題を軽視するのは「郷に入りては・・・」の精神にそぐわないと私は思います。
ちなみに「郷に入りては・・・」という言葉は別に日本にも外国にもあります。
結局、その当人の人間性に問題がなければそれはそれで良いと思います。
ですが、良い人間性が他者に伝わるように努力をすることも、当然ながら必要だと思うのです。
伝われば問題は起きないはずですからね。
(まー、ぶっちゃけ絵柄によるところも多分にあるのでしょうが・・・苦笑)
というわけで、今日はここまで。