こんにちは。
久々の更新です。
かくいう私も五十肩です(笑)全く他人事ではありません。
でも恐らく私のは五十肩ではなく、腱板断裂ではないかと思っています。
何故なら負傷機序がハッキリしておりますし、痛みというよりは完全に動きが制限されているからです。
腱板などと言うとちょっと一般の方には分かりづらいと思います。
要は筋肉と骨の付着部分の硬い筋張った部分ですね。肩関節の場合には棘上、棘下、肩甲下、小円の四筋(肩をぐるぐる回すのに必要なメインの支え部分)のことを腱板と呼んでいます。板などとあるから平べったい板状のものかとおもっちゃいますよね?これがイカン(笑)
まあ、要は筋肉と骨の移行部分も兼ねているから、要するに切れるとつながりづらいということですかね。
筋肉も骨も、切れたり折れたりはするものの、最悪放っておいても勝手につながってきます。つながり方は保証しないけどね。
でも腱(ケンタッキーのあのプラみたいな硬めのとこさ。)は一旦切れるとつながりづらい。
なので手術を要するケースがほとんどです。こういうのは五十肩ではないから、治療してもなかなか良くなりません。(なので、あまりに治りが悪い方は一旦どんな状態なのかを検査してみたほうがよろしいかと思います。)
しかしながら、私自身が肩が悪いというままでは皆様に示しが付きません。
ということで、自分でストレッチなどをして、日々どのように変化していっているのか(たとえ腱板断裂だったとしても!)を記憶しつつ、皆さまの治療に役立てたいと考えております。
完全な五十肩なのに治らないという場合には、まず、この高さ・角度になると非常に辛い!という姿勢があるはずです。その姿勢を日に一回はとってみて、時間を長めにかけて呼吸をフツウに繰り返しながらストレッチしてみていただきたいのです。
もしかしたら3分~5分、またはそれ以上かかるかもしれません。でもずっとその姿勢で呼吸しながらいますと、だんだんと慣れてきます。
恐らくあなたの人生の中で一番長い3分~5分になるかもしれませんが・・・
そうやって、日々辛くとも動かしてゆくことで、肩の周囲以外の筋肉や組織もほぐれていくはずですので、
是非ともやってみていただきたいと思います。
やり方がわからないという人は、遠慮なく私のメールか携帯にご連絡くださいね。
使わないと、体はどんどん衰えてしまいます。なるべく痛くても、少しずつ体を動かしてやることが治るための早道であると思います。(昔は安静が一番でしたが、年配の方などはボケてしまう可能性もありますので、最近では手術後の人も早めに起床させるそうです。)
ではまた。