私は新幹線の利用が多いのですが(飛行機はあまり使いません)
やはり新大阪~新横浜は昔と比べるとずいぶんと早くなったもんです。
それでも2時間15分座りっぱなしというのは体にとっては非常に良くないですね。
某大学の研究では「5分座っているのなら、タバコ1本吸った方がマシ」などという強烈なスローガンが
できあがっているそうです・・・
正直、ギックリ持ちの私としましては、患者様に物を言う立場上、自分が痛いのではカッコが付かないわけで、
日々体操やらストレッチなどをして体を整えております。
それでも急激な湿度の上昇や、長く座っている作業などをしますと、たちまちのうちに調子が落ちます。
というわけで、長座りへの対策としてペットボトル(500㏄)を持ち込むことをお勧めします。
って、だいたい今時は誰でもお茶か水のペットボトルくらいはもっていますよねえ?
それならば話は早い。
まずは腰痛対策。背中の下の方、骨盤の上あたり(ウエスト:前に反っているくびれのところ)にペットボトルを
当てて椅子に寄りかかりましょう。それだけで、2時間くらいであれば、腰が丸くなってしまうのを多少防げます。
お水が入ったままのほうがペットボトルに張りがあって良いです。(まあ2時間のうちに喉が渇くなら飲んでもかまいやしませんよ:笑)
次、五十肩対策。
実際私も肩は弱いので(って、弱いとこだらけじゃねえか?)肩が痛くて眠れない、という人のお気持ちは良くわかります。
大体、五十肩になる時というのは体が前に丸まっていて、背中を反らす動きをしなくなっているのです。
そんなときに2時間も狭苦しい座席でじっとしていては益々悪化してしまいます。
そこで、肩が痛くて上がらない人はペットボトルを左右の肩甲骨の間(背骨の真上でも構いません)に入れてみましょう。そのまま椅子によりかかると、背中が軽く反らされて肩が楽になります。
人によっては左右どちらか(痛い方の肩の側が良い)の背骨と肩甲骨の間に当てても、かなり楽になります。
じっとしているのは良くないからと言って、あまりに混み合っている車内を隣の人をどかせて何度も出ていくのも気が引けますね。そういう時の為にも是非ペットボトルを背中と椅子の間に挟んでみてください。
狭い座席でもかなり体を楽にキープできますよ!
えっ?俺は金持ちだからグリーン車に乗れるからそんなことはしなくて良いって?
ハイ、そういう方はそれでよろしいじゃないですか(笑)
それではまた。